雨の日は散歩なしでOK？ミニチュアダックスの室内遊びとストレス発散法

2025年11月30日

「今日は一日中雨予報…お散歩どうしよう？」「カッパを着せても歩かないし、すぐに帰りたがる」

雨の日の散歩は、飼い主さんにとっても愛犬にとっても悩みの種ですよね。特にミニチュアダックスフンドは、お腹が地面に近いため、少しの雨でも泥跳ねでお腹がビショビショになりやすく、雨を嫌がる子が非常に多い犬種です。

「散歩に行かないと運動不足になるんじゃ…」「ストレスが溜まってイタズラしないかな？」

そんな心配があるかと思いますが、結論から言うと、無理に雨の中を散歩する必要はありません。 その代わり、お家の中で頭と体を使った「室内遊び」を充実させてあげれば、散歩以上に満足させることも可能です。

この記事では、雨の日でも愛犬をご機嫌にする「腰に負担をかけない室内遊び」と、「どうしても外でトイレしかできない子のための対策」を解説します。

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雨の日に無理に散歩に行かなくていい理由

基本的には「散歩なし」で問題ありません。その理由は3つあります。

濡れるストレス: ダックスは体が濡れることを極端に嫌う子が多いです。嫌な記憶が残ると、散歩そのものが嫌いになってしまうリスクがあります。
体の冷え: お腹が濡れると急激に体温が奪われます。お腹が冷えると下痢をしやすく、免疫力も下がります。
汚れとケアの手間: 短足ゆえに、胸からお腹まで泥だらけになります。帰宅後のシャンプーやドライヤーの負担は、飼い主さんだけでなく愛犬にとってもストレスです。

ただし、「トイレを外でしかしない子」だけは別です。我慢させると膀胱炎になってしまうので、レインコートを着せて、トイレが済むまで短時間だけ連れ出してあげましょう。

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ダックスは元々が狩猟犬なので、ただ走るだけでなく「ニオイを嗅ぐ」「探す」といった脳を使った遊びが大好きです。実は、「15分の頭脳プレーは、1時間の散歩に匹敵する」と言われるほどエネルギーを消費します。

ダックスの優れた嗅覚を使った、最高に盛り上がるゲームです。

ロープのおもちゃなどを引っ張り合う遊びです。本能的な欲求を満たせます。

雨の日は集中力が高まるチャンス。「お手」や「おすわり」の復習だけでなく、「ゴロン（バーン）」や「鼻（タッチ）」など、新しい技を教えてみましょう。飼い主さんとコミュニケーションを取ることで、愛犬の満足度はグングン上がります。

家の中で遊ぶ際、ミニチュアダックスだからこそ気をつけなければならない「禁止事項」があります。

ボールを投げて取らせる「もってこい遊び」は楽しいですが、興奮してソファから飛び降りたり、滑るフローリングで急ブレーキをかけたりするのは非常に危険です。 椎間板ヘルニアの大きな原因になります。ボール遊びは「マットが敷いてある場所」で、かつ「転がす（バウンドさせない）」ように行いましょう。

フローリングの上で走らせると、スケートリンクのように足が空回りして腰を痛めます。必ずカーペットや滑り止めマットの上で遊ばせてください。

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どうしても外に出なければならない時や、室内遊びを充実させるおすすめアイテムです。

お腹までガードするレインコート: 背中だけポンチョのように覆うタイプではなく、泥除けがついた「フルカバータイプ」や「エプロンタイプ」がダックスには必須です。
知育玩具（コング・パズル）: おやつを中に詰めて、どうやって出すか考えさせるおもちゃです。これがあれば、飼い主さんが忙しい時でも一人で集中して遊んでくれます。

ミニチュアダックスの雨の日の過ごし方について解説しました。

「散歩に行けない…」とネガティブに考えるのではなく、「今日は家でたっぷり遊べる日！」とポジティブに捉えてみてください。新しい芸ができるようになったり、一緒にゲームを楽しんだりすることで、愛犬との絆は雨の日こそ深まりますよ。

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